すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。
先日,日本で会社を経営されている外国人の方と話しをしたときの事です。
「日本は規制が多すぎて,会社を経営するマーケットとしては魅力が低い」とのことでした。
私は行政書士として,日常的に許認可申請を行っています。その申請,ひとつひとつに何らかの意味があると信じて業務に取り組んでいます。
それでも,経済活動という視点から見れば,許認可というのは障壁であり,特に日本語の理解が十分でない外国人にとっては,とても大きなストレスになるのだと思いました。
許認可を求めなければいけない理由も確かに存在します。
それは,消費者の保護であったり,健全な競争であったり様々です。また,過去の教訓から発生したものもあり,大半のものが意味のあるものです。
しかしながら一昔前に比べ,日本経済は停滞しています。これから少子高齢化のため,人口もどんどん減り,それに伴い,国内市場も縮小するでしょう。このような状態で,マーケットとしての魅力が日本に残るのでしょうか?最近,外国人の方と日常的に接していて,すごく感じることがあります。「学ぶ」「働く」「遊ぶ」場としての日本の魅力が落ちているのではないかということです。
「外国人はみな日本に来たがっている」
「日本は経済先進国」
「日本の技術は世界一」
それはもう時代遅れの幻想なのかもしれません。
日本が世界の方々に「選んでいただくために」,その視点が必要とされているのかもしれません。
Let me help,
Let me run with you.
すえひろ行政書士事務所行政書士 伊藤大介
~スカイツリー,意外に外国の方にはうけないらしいよ…。~