開業して3年が経ちました。

すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。

 少しご報告が遅くなってしまいましたが,令和2年6月1日をもちまして,弊所「すえひろ行政書士事務所」は開業4年目を迎えることができました。
これも偏に,ご依頼いただいたお客さま,ご紹介いただいた他士業の先生,いつもご指導いただける行政書士の先生,みなさまのおかげと深く感謝しております。ありがとうございました。

 ところで,「なんで行政書士になったの?」と聞かれることが結構頻繁にあります。私の場合はとてもシンプルで,「滞留外国人の方々の力になりたかったから」それだけの理由です。前職の退職が決まり,「次は本当に自分がやりたい事をやろう」と考えた時,「滞留外国人の方々の力になること」が真っ先に頭に浮かびました。
法学部も出ていない,むしろ大学さえ出ていない私にとって,行政書士試験はとても難しい試験でしたし,働きながらの勉強はとても大変でした,それでも「滞留外国人の方々の力になりたい」そのことだけを胸に毎日勉強しました。
2016年2月に行政書士試験の勉強を始め,運よくその年の試験に合格することができました。
2017年6月1日に,東京都調布市多摩川で開業し,本当に沢山の人たちに支えられてここまで来ました。今後も弊所のクレド「至誠」「恭謙」「勤勉」この3つの言葉を胸に,少しでも皆さまの期待に応えられるよう業務を行っていきたいと思います。

至らない点も沢山ありますが,これからも,弊所「すえひろ行政書士事務所」を何卒よろしくお願いいたします。

すえひろ行政書士事務所の経営方針

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すえひろ行政書士事務所
行政書士 伊藤大介
~行政書士って本当にやりがいのある仕事です!~ 

“さようなら”今昔

すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。

「17年前わたしが友人に言った“さようなら”は,彼らが今,友人に言う“さようなら”と同じ意味でしょうか?」

なんだか意味深な言葉で始まってしまいましたが,今回は移り変わる「国際交流」の形について書いていきたいと思います。

私は17年前,20歳~21歳にかけて1年6か月ニュージーランドで生活していました。当時は,インターネットこそありましたが,ダイヤルアップの時代,「ギーギーガガガ…ギゴギゴー」と接続のたびに鳴り,パソコンが電話回線でインターネットに繋がっていた時代です。基本的に友人とのやり取りはEメールが主流でした。

当時私は,ニュージーランドで沢山の若い学生や旅行者に出会い,日々楽しく飲んだくれて彼らとの交流を重ねていました。しかしながら,私も含め皆,いつかは自分たちの国へ帰っていきます。仲の良い友人が帰国する際は,必ず空港まで見送りに行ったものです。

「ありがとう!楽しかった!“さようなら”」

涙ながらに見送るのは,これがかなりの確率で,「再会の無い“さようなら”」だとお互い認識しているからです。Eメールがあるのですから,お互いの近況を伝え合うことは可能です。しかしながら,帰国すれば忙しい日常に追われ,そして顔を合せることができる友人が優先となり,外国にいる友人とは疎遠になってしまうことは想像に容易でした。

考えてみれば,インターネットが普及する以前は,個人的な国際通信手段は手紙しかなかったでしょうからこのような別れが,「今生の別れ」といっても大げさではなかったでしょう。

そんな「再会の無い“さようなら”」を大きく変えたのはFacebookをはじめとする所謂SNSの普及でした。手軽に情報を発信することができ,なによりも国内の友人と海外の友人,ひとつの同じツールでコミュニケーションが取れるということが画期的でした。それ続くようにLineが普及し,海外の友人とも日本の友人と同じように連絡が取れるようになりました。今では通勤途中で見かけたきれいな花の画像を,手軽に一瞬で世界中の友人たちと“シェア”することができるようになりましたし,一晩中,自分の悲しみや喜びを友人と語り合うこともできます。感動や情報を共有することは友人関係をより深くします。LCCなどの航空網の発達も,大きな助けとなりました。海外は確実に近くなり,安い運賃で手軽に友人を訪ねることができるようになりました。

「再会の無い“さようなら”」だったものが,今では「再会を前提とした“さようなら”」にその言葉の意味を変えています。「国籍」や「居住地」そして「言葉の壁」さえも容易に超える現在の若者たちの「国際交流」。これは私たちには決して真似のできません,これから社会の主役となってくれる彼らが,どのような,国際色豊かな日本を作っていってくれるのかとても楽しみです。

確実に彼らの“さようなら”は,17年前に私が友人に言った“さようなら”とは意味が違うものです。

空港

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すえひろ行政書士事務所
行政書士 伊藤大介
~先日タイ人の友人に子どもが生まれました。感動でちょっと泣きそうになりました(笑)~    

ツイッターについて

すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。

今回は弊所のツイッターについてお話ししたいと思います。
ほとんど業務のことについて書いておらず,主に私個人の日常を発信させていただいている弊所のツイッター。
お肉とラーメンの登場頻度が非常に高く,お会いする人に「たまには野菜!野菜食べなきゃ病気になるよ!」とお叱りを頂く,あのツイッターです。
開始当初は,法制度改正等の「お客さまに有益な情報」を発信するツールとして活用を予定しておりました。

「~が変わりました!」

「新しく~が始まります!」

「~法が施行されました!」

そんな行政書士事務所らしい,「真面目な」ツイートを目指していました。(今でも真面目には書いていますが…)
私が何故,今のような業務に関係ないツイートを書くようになったのか,それは私自身の経験が影響しています。

3年前まで,私は会社員でした。
会社員といっても,小さな運送会社の運行管理者です。会社経営のほぼすべての業務を経験し,総務兼経理兼営業兼人事のような仕事をしていました。
そんな中で,「士業の先生」とお話しする機会も度々ありました。
毎年決算でお世話になる「税理士の先生」。
就業規則の変更でお世話になる「社会保険労務士の先生」。
色々なトラブルを相談する「弁護士の先生」。
優秀な先生ばかりでしたが,どことなく無機質な感覚がいつもありました。それでも,企業税務や法務の世界です。少し寂しいですが,先生方の仕事に何の不満もありませんでした。

私が行政書士として開業して,しばらくたったある日のことでした。
もうお手続きも終わり,書類を引き渡して終わりという段階でした。書類をお渡ししすると,お客さまがポツリと言葉を落としました。

「伊藤さんにお願いしてよかった…」と。

「先生にお願いしてよかった」でも「行政書士にお願いしてよかった」でもありません。
「伊藤さん(私)」にお願いしてよかったといってくれたのです。
そこで私は思いました。
「お客さまにとって申請が許可されるのは当たり前のこと,それ以上に私という人間の資質もお客さまに見られているのだ」と。
考えてみれば,申請内容によっては,私たちはお客さまのプライバシーのかなり奥深くまで踏み込むことがあります。触れられたくないことや悲しい思い出にも触れてしまうこともあります。そんな時に,無機質な冷たい手で触られるのと,人間らしい暖かい手で触れられるの,どちらがうれしいでしょうか?
専門家である前に暖かい人間でありたい。私はそう考え,等身大の自分をツイッターで発信することによって,私自身の人となりをお客さまに知って頂こうと思いました。
それが,日々の生活をツイッターで発信する理由です。

たった140文字。

私自身の全てを表現するのは無理かもしれません。
それでも少しでも私自身の「体温」を感じていただければと思い,発信を続けています。
今日もまた,おっちょこちょいで,生真面目で,融通が利かないけど,いつでも全力の少し変わった行政書士の言葉を読んでいただきありがとうございます。

モミジと青空

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すえひろ行政書士事務所
行政書士 伊藤大介
~麺は小麦 ブタさんは草食 ラーメンって野菜だよ!!(笑)~    

言葉の質量

すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。

普段何気なく使っている「言葉」ですが,一度立ち止まって考えてみると,その単語,時にはその一字にとても多くの情報が含まれていることに驚かされます。

例えば,「あなたが好き」という一言を例にとってみると,

「あなた が 好き」

の場合,そこには「わたし」と「あなた」の関係しか現れません。

しかしながら,

「あなた も 好き」

の場合,そこには「わたし」と「あなた」以外の「わたしが好きな第三者」の姿が見えてきます。

また,

「あなた は 好き」

の場合,そこには「わたし」と「あなた」以外の「わたしが好きではない第三者」の姿が見えてきます。

「が」「も」「は」はそれぞれ,一文字です。

たった一文字でも,「第三者の有無」や「その第三者に対する私の感情」までも内包させてしまう,文字には大きな質量があります。文字の集合,単語には更に多くの質量があります。例えば,

「りんご」

と聞くと,「たべもの」「くだもの」「赤い」「つやつや」「青森名産」「ニュートン」「種に毒がある」「ひらがな」「林檎」「禁断の果実」「iphone」「白雪姫」…,と沢山の関連する言葉が連想されます。これだけの言葉が連想される質量を「りんご」という単語は持っているのです。言葉は情報を他者に伝達するとても大切な道具です。その為,少ない労力で沢山の情報を伝達するために,この「文字の質量」や「単語の質量」はとても重要な役割を担っています。

一方で,言葉には姿や形,状態を「正確に定義する」という役割も求められています。例えば,

「外国人」

という単語には,「日本人ではない」「外国から来た人」「日本語がわからない」「日本に戸籍がない」と色々な言葉を連想させるだけの質量があります。しかしながら,こと法律や命令,規則を適用する場面ではこの単語のもつ質量が問題となる場合があります。そこで,このような場合には,単語や文字も持つ大きな質量を「そぎ落とす」作業が必要になってきます。

例えば,「出入国管理及び難民認定法」の第二条は,言葉の定義が書かれています。

「外国人 日本の国籍を有しない者をいう。」

これはまさしく,「外国人」という言葉の質量をそぎ落とし,法律の対象となるものを「正確に定義する」作業です。「外国で生まれても,日本国籍を持っていれば外国人ではない」と理解することができます。このような作業は他の法律でも見ることができます。例えば「駐車場法」第二条です。

「路外駐車場 道路の路面外に設置される自動車の駐車のための施設であつて一般公共の用に供されるものをいう。」

これも同じように,「路外駐車場」という言葉の質量をそぎ落とし,「正確に定義する」作業です。「一般公共の用に供されるもの」とあるので「決まった利用者を対象とする,所謂月極駐車場は対象としない」と理解することができますね。

このように私たちは,大きな質量を持った「言葉」というものを利用することによって,「迅速に」そして大きな質量をもった「言葉」というものの質量をそぎ取ることによって「正確に」情報の伝達を他者と行っています。

「言葉」って便利ですが,一歩間違えるととても危険なものなのかもしれません。

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すえひろ行政書士事務所行政書士 伊藤大介
~やっと先生が言っていた「ひとにバカって言ってはいけません!」の意味が分かった気がします。~

許認可と市場の魅力

すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。 

先日,日本で会社を経営されている外国人の方と話しをしたときの事です。

「日本は規制が多すぎて,会社を経営するマーケットとしては魅力が低い」とのことでした。

私は行政書士として,日常的に許認可申請を行っています。その申請,ひとつひとつに何らかの意味があると信じて業務に取り組んでいます。

それでも,経済活動という視点から見れば,許認可というのは障壁であり,特に日本語の理解が十分でない外国人にとっては,とても大きなストレスになるのだと思いました。

許認可を求めなければいけない理由も確かに存在します。

それは,消費者の保護であったり,健全な競争であったり様々です。また,過去の教訓から発生したものもあり,大半のものが意味のあるものです。

しかしながら一昔前に比べ,日本経済は停滞しています。これから少子高齢化のため,人口もどんどん減り,それに伴い,国内市場も縮小するでしょう。このような状態で,マーケットとしての魅力が日本に残るのでしょうか?最近,外国人の方と日常的に接していて,すごく感じることがあります。「学ぶ」「働く」「遊ぶ」場としての日本の魅力が落ちているのではないかということです。

「外国人はみな日本に来たがっている」

「日本は経済先進国」

「日本の技術は世界一」

それはもう時代遅れの幻想なのかもしれません。

日本が世界の方々に「選んでいただくために」,その視点が必要とされているのかもしれません。

スカイツリー

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すえひろ行政書士事務所行政書士 伊藤大介
~スカイツリー,意外に外国の方にはうけないらしいよ…。~