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ツイッターについて

すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。

今回は弊所のツイッターについてお話ししたいと思います。
ほとんど業務のことについて書いておらず,主に私個人の日常を発信させていただいている弊所のツイッター。
お肉とラーメンの登場頻度が非常に高く,お会いする人に「たまには野菜!野菜食べなきゃ病気になるよ!」とお叱りを頂く,あのツイッターです。
開始当初は,法制度改正等の「お客さまに有益な情報」を発信するツールとして活用を予定しておりました。

「~が変わりました!」

「新しく~が始まります!」

「~法が施行されました!」

そんな行政書士事務所らしい,「真面目な」ツイートを目指していました。(今でも真面目には書いていますが…)
私が何故,今のような業務に関係ないツイートを書くようになったのか,それは私自身の経験が影響しています。

3年前まで,私は会社員でした。
会社員といっても,小さな運送会社の運行管理者です。会社経営のほぼすべての業務を経験し,総務兼経理兼営業兼人事のような仕事をしていました。
そんな中で,「士業の先生」とお話しする機会も度々ありました。
毎年決算でお世話になる「税理士の先生」。
就業規則の変更でお世話になる「社会保険労務士の先生」。
色々なトラブルを相談する「弁護士の先生」。
優秀な先生ばかりでしたが,どことなく無機質な感覚がいつもありました。それでも,企業税務や法務の世界です。少し寂しいですが,先生方の仕事に何の不満もありませんでした。

私が行政書士として開業して,しばらくたったある日のことでした。
もうお手続きも終わり,書類を引き渡して終わりという段階でした。書類をお渡ししすると,お客さまがポツリと言葉を落としました。

「伊藤さんにお願いしてよかった…」と。

「先生にお願いしてよかった」でも「行政書士にお願いしてよかった」でもありません。
「伊藤さん(私)」にお願いしてよかったといってくれたのです。
そこで私は思いました。
「お客さまにとって申請が許可されるのは当たり前のこと,それ以上に私という人間の資質もお客さまに見られているのだ」と。
考えてみれば,申請内容によっては,私たちはお客さまのプライバシーのかなり奥深くまで踏み込むことがあります。触れられたくないことや悲しい思い出にも触れてしまうこともあります。そんな時に,無機質な冷たい手で触られるのと,人間らしい暖かい手で触れられるの,どちらがうれしいでしょうか?
専門家である前に暖かい人間でありたい。私はそう考え,等身大の自分をツイッターで発信することによって,私自身の人となりをお客さまに知って頂こうと思いました。
それが,日々の生活をツイッターで発信する理由です。

たった140文字。

私自身の全てを表現するのは無理かもしれません。
それでも少しでも私自身の「体温」を感じていただければと思い,発信を続けています。
今日もまた,おっちょこちょいで,生真面目で,融通が利かないけど,いつでも全力の少し変わった行政書士の言葉を読んでいただきありがとうございます。

モミジと青空

Let me help,
Let me run with you.
すえひろ行政書士事務所
行政書士 伊藤大介
~麺は小麦 ブタさんは草食 ラーメンって野菜だよ!!(笑)~