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戸籍の英訳

すえひろ行政書士事務所の行政書士 伊藤大介です。

戸籍の英訳をさせて頂きました。
日本人ですら理解するのに苦労する日本の「戸籍制度」外国の方にはなおさら理解できないでしょう…。

考えてみると「本籍」ひとつとっても,不思議な項目ですよね…,英語では「Registered Domicile」となるようですが,「Registered」=登録された,「Domicile」=居所ですよ,人によっては「いやいやそんなところに住んだこともないし」ってなりますし。

そんな独特な「戸籍」なので,英訳する時も本当に大変でした。
「氏名」ひとつとっても,この言葉は「氏」と「名」=「Family name」と「Given name」から成り立っています,どちらを先に表記するか,そして氏をすべて大文字にするか,本当に一つ一つ悩みました。

そして最期の最期まで悩んだのが,この戸籍の証明者「区長」の表記でした。
基本的に戸籍等の証明は市町村の首長の名で行われます。
東京23区や,市町村の首長の場合は「Mayor of ~」で問題がないと思います。

それでは,政令指定都市の「区長」の場合はどうでしょうか?
実は政令指定都市の区長は,「市長」が指名します。
選挙で選ばれていない人間を「Mayor」と呼び,住民選挙で権限を信託された市区町村の首長と同列に扱ってよいものか…。
結局,政令指定都市の「区長」は「Head of~」と表記しました。

一つ一つの言葉をその意味まで含めて精査して英単語に置き換える,久しぶりに英語の辞書とにらめっこでした。

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すえひろ行政書士事務所
行政書士 伊藤大介
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